【開催レポート】あれこれミュージアム vol.7
あれこれミュージアムとは?
南澤が個人で開催しているオンラインの対話型鑑賞会です。
自己紹介→アイスブレイク作品→対話型鑑賞(ACOP)の4つのコツ→鑑賞作品1点の流れで行っています。
開催概要
日時:6/15(日)10:00~11:00
参加者:6名(初参加者2名)
鑑賞作品:ヘンリー・ウォリス《チャタートンの死》(1856年/油彩/Tate Britain)
鑑賞中の発言(一部抜粋)
・作品の上は窓が開いてて風通しが良さそうなのに(軽さがあるのに)、下の方は色合いも人物が(ベッドに)だらんとなっている様子から、重みを感じる。
・第1印象は、人なのかな、人形なのかなって。みていくうちに、人間なんだなって思ってきて。(人形だと思ったのは)顔、肌の感じが陶器のようで、なんか人間じゃなく、作り物感があるかなと思いました。
・左手(の青白さ)に比べて右手には温かい色合いが感じられるから、右手自体が大切なのかな。なにか意味がありそう。
・窓が開いていて、心が解放されたような感がある。でも、この窓の左側は開くけど、右側は開かないのかなってみえているから、完全な解放じゃないのかも。
・片方の窓から差し込んでいる朝日が人物の顔に当たっていて、(窓辺には)お花も一輪咲いているから、若干希望が残っているのかも。辛い夜だったんだろうなぁって思ったけど、もしかしたらこのあと目を覚ますかもしれない。
・窓が片方閉じてるのは、(作品の人物がアーティストだとするならば)、まだ売れたいよ、みたいな。(窓の開閉の様子は)、その人の、もう死んでるけれども、心のありようを表しているんじゃないかな。
※上記は、それぞれの文脈の中で交わされた発言の一部です。文脈から離れての引用・判断はご遠慮ください。
あれこれミュージアムの対話型鑑賞について
京都芸術大学アート・コミュニケーション研究センターで学んだ「みる・かんがえる・はなす・きく」の4つを基本とするACOPを応用します。
ACOPは、ニューヨーク近代美術館(MoMA)で開発された「VTC(Visual Thinking Curriculum)」と、後にVTCの開発者らが改良・発展させた「VTS(Visual Thinking Strategies)」を、日本に紹介した第一人者である福のり子氏(元ACCセンター所長)が、日本で改良し発展させたものです。